日本のサッカーは全然ちがう?イニエスタの友人が語る東京での冒険
スペイン紙『マルカ』が、この夏に東京ヴェルディに加入したバルセロナのスペイン代表MFイニエスタの友人であるスペイン人選手を特集しています。
今年6月にビジャレアルBから東京ヴェルディに移籍したカルロス・マルティネス。マルティネスはバルセロナのカンテラ(下部組織)である『ラ・マシーア』で育っており、そこでイニエスタと生活をともにしていました。そのイニエスタとは今でも良好な関係を続けており連絡を取り合っているそうです。
「イニエスタとはバルサで知り合った。だいぶ後で友達を通じてまた友情が始まったんだ。彼は大事な友達の1人で、いつも自分のことを気にかけていてくれる。彼のような人間がアドバイスをくれると言うのはとてもこんなことだよ」
マルティネスは日本について「東京の生活は素晴らしいよ。とてもいい国だ。自分も家族ももう完全に溶け込んでるよ」と生活について語りました。
サッカー面についてはマルティネスは「ここのサッカーはヨーロッパのとはものすごい違いがある。このスタイルに適応するのにてこずってるよ。でもだんだんよくなってきてるし、チームと同調出来てきてる」と語りました。
さらにマルティネスは「ここでは『休み』がないんだ。常に行ったり来たりで、試合に『フェーズ』がない。ほとんどのチームは5人のディフェンスでマンツーマンで激しい守備をしてくる。日本の選手たちはとても激しいし、とても素早い。でも戦術的には全くそうでは無く、逆だ。しかし彼らは犠牲と激しさでそれを補ってるんだ」と日本のサッカーとヨーロッパのサッカーは全く違うと語りました。
これは確かにそうなんですよね。日本のサッカーって、車なら常に同じギアで運転してるみたいなんです。まあ日本だともうマニュアル車なんてほとんどないんで、わかりにくい例かもしれませんが、つまり10kmを坂があろうが道がでこぼこだろうが常に同じの速いペースで走ってる感じ。相手からしたら最初は戸惑うけど、いいチームはすぐに対処できちゃう。
そして、バルサのカンテラ育ちの彼ですが、ただうまいだけなんだろうなというのがイメージです。以前、バルサのスカウトとレアル・マドリーのスカウトの話を聞いた事あります。マドリーのカンテラ上がりが他のチームに移籍しても1部で活躍してたりします。しかしバルサのカンテラ上がりはあまりそんな話聞きません。なぜか。
ひ・み・つ。ていうか、聞いたら「あー」って思う単純な事です。